看護師

注目されているがん治療法

医者

副作用を低減するには

がんの治療には主に手術、薬物療法、放射線治療の三大療法と呼ばれる治療法が用いられています。中でも放射線治療は、臓器を切除しないため治療後の生活の質が落ちない、副作用は放射線が照射された部分だけで薬物療法のように全身に及ぶことがない、仕事を続けながら治療を行うことができるなどの長所を持つため、近年ますます注目度の高まっている治療法です。放射線治療の副作用は、腫瘍の周囲にある正常な細胞にまで放射線が照射されることによって発生します。これを抑えるために、腫瘍の三次元的な位置を正確に決定して、照射の仕方をコンピュータで計算することで、腫瘍の部分にのみ高いエネルギーの放射線が当たるようにします。これを定位放射線治療と言います。

ロボットアームを用いて

定位放射線治療に用いられる装置にはガンマナイフとサイバーナイフとがあります。ガンマナイフは脳腫瘍に対する放射線治療の装置で、正確な照射を行うために患者の頭部を金属フレームで固定します。固定の際に局部麻酔を行って金属のピンを差し込むため患者には少々負担がかかります。この負担を取り除くために開発されたのがサイバーナイフです。サイバーナイフは、まずX線透視システムによって腫瘍の正確な位置を決定し、先端に放射線照射装置を取り付けたロボットアームによって高精度に補正しながら放射線を照射します。そのためサイバーナイフは、患者のわずかな動きに対応できるほか、呼吸による臓器の動きに対しても正確に追尾することができるため、頭部の腫瘍だけでなく、肺がんなど体幹部の腫瘍の治療も行うことができる画期的な装置と言えます。

Copyright© 2015 更年期障害の予防策│クリニックできっちりしっかり治療All Rights Reserved.